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この一年間を振り返って

(自由への戦い)

  1998年10月14日(水)

  PC-UNIX (FreeBSD 2.2.1-R) に出会ったのは、丁度一年前の今日でした。
何かも判らず、「自由になりたい。あの忌まわしい帝国主義者=Microsoftの支配から
自由を取り戻したい」という、その一念だけでした。

今の心境:"幸せ"です。"自由"です。

でも、道のりは決して楽ではありませんでした。苦悩の連続と言っても過言では無かったと
思います。我ながら良くくじけずここまで来れたものだと思っています。M$-Windows95 で
初めて PC を持ち、コマンドなんて殆ど知りませんでした。一番困ったのは、迷路に入った
時、回りに聞ける人が誰も居なかったということです。今でも、自分の設定が本当に正しい
のか確信が持てている訳ではありません。何とか動いているから「良い」と判断しているだ
けです。

             FreeBSD User's ML
             fj.os.bsd.freebsd

の皆さんには本当にお世話になりました。それと、自身の経験を WWW で公開して下さってい
る多くの皆さんにも大変お世話になりました。心より感謝の意を述べたいと思います。

私の経験を振返ってみたいと思います。これから後へ続かれるであろう若き挑戦者の方々の
参考になっていただければと思います。

まず、一番良い事は、身近に PC-UNIX の経験者を早く見付ける事だと思います。どの OS を
選ぶかかは、それにかかっているのではと思います。FreeBSD でも Linux でもその他の OS 
でも一般ユーザーレベルでは問題無いと思います。ネットワーク関連の事に興味がある方は
FreeBSD を選択されるのが良いとは思いますが。それでも、身近にユーザーを見付けられるか
どうかでその後の苦労が大きく違います。
見るのも触るのも全く初めてという方は特に身近にユーザーを見付ける事が肝要です。モデル
を見れば判りますのでね。

インストールに関して:
M$-Windows NT/9x の方がインストールは楽だという迷信に近い思い込みがあると思いますが、
私の今までの経験では、FreeBSD の方が遥かにインストールは楽でした。そしてアップデート
や再インストールに至っては文句無く FreeBSD の方が簡単ですし、環境設定もすぐに終ります。
というのは、M$-Windows 系では環境設定ファイルのみをバックアップ出来ませんから、全て
一から設定のやり直しです。それに引き替え、FreeBSD では環境設定ファイルは全てテキスト
ファイルでサイズも大きくありません。FD 1枚あれば有り余る程です。
私は、自分の環境設定ファイルは全て FD 1枚にバックアップしています。ですから、アップ
デートでも再インストールの場合でもこの FD 1枚から全てコピーで環境設定を済ませています。
M$-Windows NT/9x に比べて遥かに短い時間で終了します。
GUI が簡単だと言われますが、インストール時にたかだか一度設定するだけです。何度も使う
ものではありませんし、テキストファイルと比べて簡単に再現の出来ない方法は嫌ですね。何を
どう設定したかなど何時までも覚えていませんから。テキストファイルだと見ればすぐに判りま
す。

OS の頑強さにも大きく差があるようです。自宅の FreeBSD マシンと会社の WindowsNT40ws マシ
ンを比較してそう思えます。自宅のマシンのスペックの方が遥かに劣ります。が、フリーズする
のは会社の Windows マシンの方です。同じ環境ではないですから一概には言えませんが、この
1年間で、 FreeBSD マシンがフリーズしたのは後にも先にも1回こっきりですが、Windows マシ
ンのほうは日常茶飯事だと思って貰って結構です。"不正なメモリーアクセスです" とか勝手に
のたもうてこけてくれたり、人をこ馬鹿にしたような「ワトソン博士」のダイアログ出た時は、
腹が立って腹が立って、罪もないマシンをぶっ壊したくなります。PC-UNIX でワープロや表計算
ソフトの良いのがあればとうの昔におさらばしているでしょうね。でも、PC-UNIX の世界にも商
用のこうしたアプリが次第に出て来つつありますので、楽しみにしています。

大部分の
PC-UNIX ユーザーは親切に教えてくれます。でも、甘えは禁物だと思います。自分で調べてみて
も、「どうしても判らない」、「解決出来ない」という状態になって初めて先達の方々の知恵を
お借りするのが良いと思います。FAQ や handbook や ML や Webpage や参考書といった情報源が
いくらでもあります。大概のことはこれで解決できると思います。まずこれらを調べる努力をす
ることが肝要だと思います。
  それと良く「私は初心者です」、だから暗に「判らないのは当然です」という風に「初心者」
であることを免罪符のように使っておられる方がおられますが、好ましいとは思えません。遭遇
している問題をきっちり相手に判るように説明できているかどうかが一番大事なことだと思いま
す。その行為と初心者であることは何ら関係ないことだと思っています。


    「自由」は得るには、まず「自分」との戦いに勝つ以外に方法は無い。


この言葉が、私のこの一年の実体験から得られた総括でした。


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